スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

東京新聞2008年12月3日記事

2008年12月3日、東京新聞に関連記事が掲載されました。

東京新聞2008年12月3日記事
(クリックすると画像が拡大します。)

八丈島にごみ処分場計画


くさや、焼酎、黄八丈。全国屈指の降雨量を誇る伊豆諸島・八丈島の名産品は名水が支えている、という。その水をめぐり島が揺れている。島民の水がめとされる三原山系に、一般ごみ焼却灰の埋め立て処分場が計画されているためだ。

名水の森 危機
ひょうたん形の八丈島。その南側に位置する三原山の周遊道路を車で登る。標高400メートルの「水海山」。八丈富士を背に島内を一望する景勝地・登龍峠から深い森林を分け入ると、処分場の予定地に着いた。
 アシタバ畑だった草地を、スダジイの巨木やシダの群落が包む。「水海山の緑と水を守る会」の玉井由木子さん(40)は「美しい地名のイメージ通り」と話す。わき水が豊富で島民の水がめである三原山系でも、特に雨が多い場所という。
 処分場建設は、十年来の難題だ。いったん決めた予定地は、もともと焼却灰を不燃ごみと一緒に埋めていた場所の隣接地だったが、近隣住民の反対にあった。地権者も用地の売却に応じず白紙に。周辺に住民がいない町有地の水海山は、次善の策として選ばれた。 
 しかし、水海山は水源より高地にある。町と事業主体の都島嶼町村一部事務組は「水源に影響はない」とするが、島民は「複雑な地下水脈を調査していない」と反発する。事務組合によると、一番近い水源は計画地から2キロほどの場所だという。
 八丈島の年間降水量は、屋久島、尾鷲などに次いで全国四位。まろやかな味にするため、島のくさやは水で洗ったり漬けたりの作業を繰り返す。くさや製造所の二代目でもある同会事務局長の長田隆弘さん(46)は「命の水を象徴する森に、処分場などとんでもない」とする。
 同会は、島人口(約八千四百人)の半数近くにあたる約三千八百人の島民の署名を集めた。一方、議会側は十四人のうち十二人の連名で建設推進を事務組合に求めた。
 沖山宗春議長は「もたもたしていたら、都や国から「八丈島は何をやっている」と言われかねない」と、島の公共事業全体への影響を懸念する。来年一月には町長選が予定されているが、争点になるかはわからない。
 ごみ問題を真剣に考えてこなかったことには、島民からも反省の声が上がる。島で燃やすごみのうち古紙が四割、プラスチックや生ごみも分別されていない。若者で結成した「チーム八丈島」の丹下遊さん(34)は、「ゴミが減れば大きな処分場はいらなくなる。規模縮小で、適地はいくらでも見つかるはず」と提案。勉強会を活発に開いている。

※八丈島一般廃棄物最終処分場計画
 1999年の厚生省(当時)通達で、遮水シート等がな処分場には、焼却灰の搬入が停止された。2001年、自前の処分場を持つ小笠原村を除く島しょ8町村は、大島、三宅島、八丈島での処分場建設を決定。06年に大島が完成。暫定的に大田区に運ばれていた年間400トンの八丈島の焼却灰は現在、大島で埋め立てられている。八丈島は、来年4月着工、11年完成予定。総工費27億円、埋め立て容量4万9500立方メートル。
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

カテゴリ
最新記事
最新コメント
リンク
八丈島の緑と水を守って下さい
八丈島の緑と水を守って下さい3
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。