南海タイムス記事2008年12月12日号 焼却灰半減へ

焼却灰半減へ
「古紙・ダンボールリサイクル 八丈建機サービスが事業化」 来年1月から


圧縮梱包機
紙の自動圧縮梱包機

 自動車・産業廃棄物のリサイクル事業を展開している三根、株式会社八丈建機サービス(代表取締役・須貝維一郎さん)は、来年1月から、町のクリーンセンターで焼却されているごみの約半分を占める古紙、ダンボールのリサイクル事業に乗り出す。また現在、クリーンセンターで焼却されている伐採木をチップにし、焼却・廃棄されている魚類加工残さ、焼酎かす、牛の糞尿を混ぜて堆肥にする施設「木材チップ再生ヤード」も整備する計画を進めている。これが実現すれば、八丈島の焼却灰(昨年度414トン)は、大幅に減ることになる。

 「再生すれば資源になるごみが、八丈島では焼却され、埋め立てられている。特に自然の枯渇につながる紙は大切にしなければならない資源。鉄は掘れば出てくるが、パルプ(樹木)は時間がたたなければ大きくならないし、伐採するほど温暖化が進む。通産省も日本がパルプを大量輸入しているのを気にしている」と、須貝さん(68)は、紙の再生事業を姶めることの動機を語る。

 リサイクルするのは、新聞、雑誌、ダンボール。古紙、ダンボールの島内での廃棄量は、古着を含めると八丈町が焼却しているごみ約4000~4100トンの約半分と推定されている。

 古紙類の回収方法について、町では資源ごみ(缶、ペットボトルなど)の回収日に一緒に回収することを検討しており、「開始は4月以降」(町住民課)になる見込み。


圧縮梱包機を導入


 回収した古紙類は有価物のため、八丈建機サービスが町から買うことになる。同社は、需要に応じて輸出するか、国内の製紙メーカーに納めるかを決める。町が取り組むと年間2000万円の赤字になる試算が出ているが、須貝さんは梱包を機械化し、輸送法を工夫すればコストを抑えることは可能、としている。

 すでに紙の自動圧縮梱包機=写真=は1400万円で導入しており、それを設置する建物を現在、同社の隣に建設中だ。


木材チップ堆肥化


 「木材チップ再生ヤード」の用地は、クリーンセンター隣接地の民有地5.95ヘクタールを購入した。造成面積(140メートル×90メートル)の内訳は、再生ヤードが4060平方メートル、浸透池が675平方メートル。

 伐採木の焼却量は、クリーンセンターへ持ち込まれているごみの多くを占めている。

 須貝さんは「ガラスは細かく破砕すれば、生コンの砂代わりになる。将来は中之郷処分場に埋め立てられているごみも減らしたい」と、次のステップを見据えている。
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