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八丈島の緑と水を守って下さい!

八丈島の緑と水を守って下さい1

■もしも、日本中の国立公園内にごみの処分場が出来たらあなたはどう感じますか?


 今、八丈島で進められている「ごみの最終処分場の建設計画」は、八丈島だけの問題ではなく、日本全国に対して「悪しき前例」を作ろうとしています。

 この問題は、私達八丈島の島民だけでなく、日本人全体の問題と言えると思います。環境を守る事はこれから未来を生きて行く子供達に対する当然の責任です。


■あなたのホームページやブログで紹介して下さい!

 パブリックコメントの受付は6月30日までで、もう時間がありません。出来る限り多くの方にコメントを出して頂くために、あなたのホームページやブログでこの問題を紹介して下さい。

※参考→パブリックコメントにご協力下さい!(http://mizumiyama.blog14.fc2.com/blog-entry-65.html)


もしも、ご協力頂ける場合には、ぜひ下の画像もご利用下さい。

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※画像の貼付け方
上のエリア内の文字列をコピーして、あなたのホームページやブログに貼付けて下さい。上手くいかない場合は、コメント欄からお問い合わせ下さい。


■あなたの想いを聞かせて下さい!

 また、この問題に関して、あなたの想いを聞かせてください。ご自分のブログにて意見を書いて頂いても結構です。その際には、この記事にトラックバックして頂くか、コメント欄にリンクを張って下さい。

 もしも、ブログなどをお持ちでない方は、メールを頂ければ、このサイトにてご紹介させて頂きます。メールアドレスはgimxp367@yahoo.co.jpです。

 ここでSさんより頂いた「水海山に対する想い」をご紹介いたします。


私たちが水海山にゴミ処分場をつくってほしくない理由
そして国立公園内に特例出してほしくないお願い



 私たちは、国が指定する国立公園である八丈島で暮らしています。
 ある人は親も、そのまた親も、さらに顔も知らない祖先様からずっとこの島で暮らしています。またある人は若いときに移住し、数十年という年月をこの島で過ごしてきました。またある人は一度は島を出て数年を都会で生活し、改めて島の暮らし、時間、親、友人、隣のオジイやオバア、そして小さくとも深い自然のやさしさを思い出し、再び暮らしはじめました。またある人は、日本各地を旅し、世界各地を放浪し、縁が縁を呼び、この島を訪れ、気に入り、移り住むことを決め、今では島で生まれ育った人と同じくらいに愛しています。

 そんな私たちが水海山にゴミ処分場がつくられることを意識したのは、昨年の6月頃です。それまで町も島の唯一の新聞である『南海タイムス』誌でも、広報があり、報道がありましたが、私たちは「そうなんだ」、または「あそこにつくれるはずがない」「誰かが反対してくれる」と思い込んで、はっきりいって無関心でした。

 そしてその無関心が、私たちに大きなしっぺ返しとなって降りかかってきました。
「島の水が危ない!」、きちんとその危険の可能性、理由を理解したときには、今振り返ればあまりにも遅すぎました。

 ゴミ処分場建設を進める島嶼一部事務組合による住民説明会において、私たちが最も知りたかった「水」の安全性に対する調査はあまりにも不完全なものであり、町長、町議は、一部事務組合が処分場下の地質調査さえも行っていないのに、なんの根拠もなくただただ「安心、安全」を口にするばかり…。

 私たちの署名運動によって島民約8000人の内、その半数の4000人余の島民の水海山ゴミ処分場反対の意思表示がなされても、まったく意に介さず、一部事務組合の会議において、他島の町長、町議会議長から島民の半数が「反対」を表明しているのに、それを無視するのはいかがなものか…という意見にも、町長は「問題ない」と一部事務組合長は「私が責任を取る」と、島民の意思を、再び根拠を見出せない形で「無視」しました。

 またその後、最後であり最大の島民の意思表示の場であると考えていた町長選挙において、僅差ではありましたが現町長が再選を果たしました。署名という場では意思表示できた島民も、選挙という自分の暮らし、人間関係に直結する場で意思を表示できなかったことは、この問題だけで「島」という密なつながりのなかで暮らすこと、長年のしがらみという弱みを捨て去る勇気を持てなかったこと、そして争って傷つけあうことを避けた結果だと考えています。

 私たちの行動、意思表示はすこし遅すぎたのかもしれません。

 無関心から生まれた失敗を、私たちは今は心底反省しています。私はそうした失敗の反省から、再び考えました。なぜ水海山にゴミ処分場をつくってほしくないのか…。

 ある人はこういいます。あの場所には妖精がいると。オカルトちっくで笑い話とおもうかもしれませんが、一度でも水海山を訪れてみれば、それが一概にウソや妄想ではないと思えます。宮崎駿氏の映画『もののけ姫』に登場する「木霊」なる妖精が、晴れていても清浄な水に濡れた樹木や草花の間から、そっと顔を出してこちらを見ているように思えます。

 またある人は日々の忙しさに疲れ果てたとき、ふと水海山を思い出し、訪れます。島の名産である明日葉畑跡地となっているその場所の真ん中に立ち、周囲の木々に木霊しながら響き渡る風の音、鳥の囀り、清新な空気に触れると、不思議と疲れを忘れ、腹の底から、または心の隅々に力が満ちていくることを感じるといいます。

 またある人は、季節ごとに咲き誇る草花を愛で、緑を堪能し、清冽な淀みのない空気を味わいに間々散歩に出かけます。その昔、ここで大変な暮らしを営んでいた人たちの思いを垣間見られる廃墟脇をそうした自然を感じながら通り過ぎるとき、先人たちの苦労と努力と喜びを思い、癒しと感謝の情を覚えるといいます。

 私たち個々人は、これまで話したこともなった八丈島、そして水海山に対する「思い」を、ゴミ処分場問題を通して知りました。それぞれがそれぞれに「思い」持っていたことを、はじめて自覚しました。そして八丈島と水海山に感謝していることを打ち明けました。


環境大臣様。
 もし国立公園の存在の意義が、国民の健康や健全な精神の育成にあるとすれば、八丈島において、その意義は間違いなく大きな成果、意味を持っています。島民は国立公園によって守られたこの島とこの島の自然に感謝とともに、大切に守るべきものと考えています。だから、どうか国立公園法に特例を設け、水海山にゴミ処分場をつくらせる手助けをすことだけはやめてください。先に書いた、私たちの無関心がこうした現状を生んだことは重々反省しています。しかし、今はあなた様の判断に頼ることしか、私たちは頼る術を持ち合わせていません。

 今後、八丈島の自然を考え、訪れた観光客様にもこの自然、豊かな水のある理由を説き、島のゴミについて一層の努力を致します。
だから何卒、国立公園内である水海山に特例を出すことは、許可なさらぬことをお願いいたします。



Sさんだけでなく、多くの方々が自然や環境を愛し、そしてそれを守ろうとしています。一人一人の力は小さいかもしれませんが、それが協力し合えばきっと大きな力になります。

大切な自然環境を守る為に、あなたの想いを届けてください。ご協力、よろしくお願いします。
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バナー貼り付けました

 本日スタッフの八丈に縁の深いOさんが、パブリックコメントを持ってきたので、ブログをのぞいたところです。
 とりあえずですが、バナー、うちのブログに貼り付けておきました。


 

Re: バナー貼り付けました

>CANさん

バナーの貼付けありがとうございました。
一人でも多くの方に、この問題を知って頂き、パブリックコメントにご協力頂けるよう、更に活動を続けて行きたいと思います。

今後もよろしくお願いします。

No title

 パブリックコメントのページをそのまま貼り付けた方がわかりやすいかなあ、と思いますが、いかがでしょうか。
 貼り付け方に問題がありましたら、お知らせいただくとして。
 ご許いただけましたら、貼り付けます。

Re: No title

>CANさん

度々ありがとうございます。

パブリックコメントのページというと、環境省のことでしょうか?

貼り方などは、どんな風にして頂いても結構です。

ぜひ、お願いしたいと思います。

他にも、何かアドバイスがありましたら、よろしくお願いします。

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