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緊急!「参議院」院内集会のお知らせ

SOS!八丈島の自然が危ない!
国立公園内に廃棄物処分場だと
と・ん・で・も・な・い!


八丈島の国立公園内『水海山(第三種特別地域)』での処分場建設は自然公園法施行規則第11条第20項2号で禁止されています。
それ以外にも様々な問題点があります。お忙しい時間ではありますが、みなさまの参加をお待ちしています。

■日時:平成21年6月25日(木)
    10時00分~11時30分 (受け付けは9時30分から)

■場所:参議院議員会館 第一会議室

■主催:水海山の緑と水を守る会

■連絡先:長田 (04996-2-1782)

参議院院内集会ちらし表
ちらし表


参議院院内集会ちらし裏
ちらし裏

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八丈島の人間です

水海山の処理施設について決定したのは、この場所で6箇所目と聞いております。
10年近く工事も遅れており、この間、皆さんが危険だといっているゴミは大島に運ばれています。
確かに水海山の自然を守ることも大切だとは思いますが、伊豆諸島の中で一番ゴミを出している島が自分は危険だから作りませんで通りますか?
大島の住民もあきれています。「作らなくてもいいから、そのかわりゴミの分は全て住民がお金で支払えば・・・」
反対するのもいいですが、代替地やその方法、八丈島住民がそれには、いくらの負担(犠牲)が伴うのか一度考えてみてはと思います。
僕は反対するなら、作らない場合のリスクを説明する義務があると思います。何回か話を聞きましたがリスクについては、まったく触れていないので、反対の署名(最初は「反対」でなく「再考」だったので署名したと思うのですが・・・)をしましたが、今は賛成のほうに方傾いています
僕は人間がいなくなれば一番自然を残せるとは思いますが、リサイクルなど八丈島住民が今まで満足に出来ているかどうかはクリーンディにゴミを拾った人はわかるでしょう。
今からやりますから、処分場をなくしましょうでは通らないでしょう。
僕が知っている地元のお年寄りは処分場は積極的ではないが八丈島のどこかに作らなければいけないのであれば、賛成と言っている人が多いです。
偏った意見を掲載する「南海タイムス」も問題ですが、こんな意見もあることを知ってください。

Re: 八丈島の人間です

> 八丈島の人間です 様

ありがとうございます。
島内にはたくさんの思いがありますよね。決して私たちの「想い」が
全てではないと思います。

私たちは環境問題の専門家ではありませんし、処分場の専門家でも
ありません。ただこの問題に携わり、

・なぜ国立公園に処分場をつくってはいけないのだろう?

・国立公園に特例を認めなければ、処分場建設のお話しは進まない
はずなのに、なぜ特例のでる前に調査費等の交付金がでるのだろう?

など疑問ばかりを感じてしまいました。

そしてなぜその事をきちんと説明した上で、事を進めようとしないのか
八丈で暮らす島民として理解することができませんでした。

行政の方は、その事をきちんと伝える義務がありますよね。

この問題は、八丈島だけでなく全国にある国立公園の問題だと
感じていますが、いかがでしょうか・・・


私たちは、その事をきちんと踏まえ上で、町のみなさん一組のみなさん
都、環境省のみなさんを交え、よりリスクの少ない方法を選択する
べきだと考えています。

Re: Re: 八丈島の人間です

伊豆諸島は基本的に全てが国立公園(富士箱根伊豆国立公園)です。大島も必要に迫られてここに作っているわけです。

・なぜ国立公園に処分場をつくってはいけないのだろう?

・国立公園に特例を認めなければ、処分場建設のお話しは進まない はずなのに、なぜ特例のでる前に調査費等の交付金がでるのだろう?

等の疑問点はわかりますが、これらが解決すれば処分場は賛成するのでしょうか? 国立公園でなければ賛成なのですか? 違うでしょ。自然や水を守りたいからではないのですか? 

単純な質問で恐縮です(良くわからないもので)が、水海山でなければOKなのですか?

民主党の方が町長選で立候補したとき、「水海山NO」と掲げて立候補しましたが、この点は触れてませんよね。

「反対・反対」はいうのは簡単ですが、決着をどこでつけたいのか明確にしないと、永遠に続きますよこの問題は・・・

賛成派も反対派も、ゴミを大島に押し付けているの踏まえて
国立公園がどうなのかよりも、もっと明確にして欲しい

処理施設を作るべきか。これは水海山に限らず八丈島に?

賛成の場合は
  水海山に処理施設つくるべきか
   (bestではないがbetterだと思う)
  水海山でない場合は、どこならいいのか
   (この場合の町民の負担増はどうなるのか)  

反対の場合は
  ゴミの行き場所はどうするのか?
   (大島にお金で引き取ってもらうのか)
   (今までの引き取り分を踏まえて)

行政もこの会も現実をみて動いてください

集会に参加しての感想

神奈川の三浦半島在住のタケと申します。(実名書き込みでも全く異存ないので、実名必要な場合はご連絡下さい)

八丈島の末吉に友人がおり、毎年のように家族で遊びに行かせて頂き、豊かな自然を満喫させていただいています。

そんなご縁で、先日の院内集会に参加させていただきました。

なんと3日連続(?)で飛行機が欠航という大変な状況で、当事者たる八丈島の皆さんの多くが参加できない事態の中での集会開催、本当にお疲れさまでした。

集会に参加して感じた事などコメントいたします。集会での説明と配布資料からのみの知識でのコメントですので、誤解や誤認がありましたらご指摘の上ご容赦下さい。

まずは今回出されようとしている特例について。
特例を出す場合は「その自然的、社会経済的条件から判断」しなければならないと自然公園法は定めています。しかし、今回は環境調査が極めて不十分であり、社会経済的および『政治的』判断しかなされていない事は明らかです。
環境調査が十分に行なわれていない以上、環境省は自然的条件から判断するという法に定められた要件を満たす材料がないのですから、特例を出すのは明確に違法です。この事がよくわかりました。

この「自然的条件」について自然公園法を管轄する国立公園課は、(同法で規定される”自然”とは)景観(風致)であって水質は管轄外と言い訳しているとか。なんというナンセンス。信じ難いセンスです。

まずは環境アセスメントこそ急務です。アセスが義務づけられる事業規模より1%少ないからアセスしないのは合法と一組は主張しているようですが、これは合法ではなく「脱法」行為です。マジックマッシュルームを合法と言って路上で売って憚らぬ業者と同様の論理です。
脱法ドラッグについては国や東京都は四角四面の法運用の弊害をなくすために種々の対策をしています。同様の処置がこうしたあからさまに悪質な計画手法に対してもなされるべきです。

環境アセス、つまり科学的客観的な「事実」の把握は、計画に賛成するにしても反対するにしても必要な、議論や判断の土台です。今は賛成派も反対派も根拠不十分な「可能性」を元に議論しています。これは必ず議論を「感情的」な方向に誘導し、地域社会の人間関係を不必要にギクシャクさせるに違いありません。賛成派、反対派、双方を交えた第3者機関によるアセスこそが急務と思います。

しかし、仮にアセスの結果が計画推進を後押しするものになったとしても、水海山への建設は愚行ではないだろうか、と思います。なんと言っても、17年間しか使えない施設なのです。水海山の自然が17年間の利便に釣り合う程度の価値しかないとは到底思えません。それに埋立期間終了後の永続的な管理はだれが責任をもつのでしょうか。

しかしながら、人が暮らし、ゴミが出ている以上は、処理場は必要でしょう。その点で、日本環境学会の坂巻氏より示された対案は建設的かつ現実的だと思いました。氏の対案は、
1:標高の低い平地に堰堤で囲んだ施設を作ること
1:この施設は現計画よりもあえて縮小した規模にすること
1:そして、処理場の小ささに危機意識を共有しつつ、ゴミを減らすあらゆる施策を推進する
というものでした。拝読しつつ、具体的にそのプロセスが想像可能な案だと感じました。

これに対し、集会の主催者代表として演台に立っていた「守る会」のMFさんの発言には疑問を持ちました。
MFさんは、最初は水海山での計画に反対との立場だったが、勉強を進めるにつれ八丈島のどこにも作って欲しくなく、対案はゴミゼロ運動の推進である、との事でした。これがMFさんの個人的意見なのか、会の方針の表明なのか、いまいち曖昧でしたが、あの場とあの立場からの発言なので会の方針と受け取りました。

理想としては分かります。でも余りにも現実離れしていてとても賛同できません。共感を集められる意見だとは思えません。現実を無視しています。

集会の中で流された映像で、くさや工場の製造過程が出てきましたが、魚の血抜きをする桶はプラスチック製でした。これを昔ながらの木桶に
することは現実的でしょうか? くさやは島の主要な産業ですが、これをビニールで密封する事なく土産物として販売していくことは現実的でしょうか?
ゴミゼロを目指すといっても、仮に90%減らせたとしてその成果を高らかに掲げる時が来ても、残り10%は大島に引き受けてもらう訳ですよね。大島の処分場も国立公園内であり、八丈島のゴミを引き受けるために処理可能期間が短くなり、新たな処分場が必要になる時期が早まるのですよね。

理想のない現実主義はサイテーだと思いますが、理想だけでは現実は動かせません。理想を捨てない現実主義の対案を示すべきです。
その意味で坂巻氏の対案が腑に落ちました。
氏の対案を土台に、会としての対案を練り上げ、運動を全島的なムーブメントに盛り上げていって下さい。期待するとともに、応援いたします。









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